web-magazine GYAN GYAN
 

  復刊にあたって
 

 「web-magazine GYAN GYAN」は、当時私が寄稿していた音楽雑誌、「ニュー・ルーディーズ・クラブ」(シンコーミュージックMOOK)の廃刊にともない、未発表原稿を発表する目的で、2001年5月4日に創刊されました。

 その後、ニュー・ルーディーズ・クラブの編集長だった、作家・山川健一氏が主催する「文学メルマ」への寄稿と並行する形で順調に更新を重ね、コンテンツを増やしていきました。

 

 ところが2008年2月に、私が愛用していた旧型のi-Bookが壊れ、新しい機種へ買い替えたところ、旧OSに対応していたホームページ・ビルダー(ADOBE  GoLive 5.0)とプロバイダーへのアップロード・システムが使えなくなり、サイトのメンテナンスができない状態になってしまいました。このため、「web-magazine GYAN GYAN」は、2008年2月29日をもって、やむなく終刊することになりました。

 

 さらに、サイトのプロバイダーであったAOLが、2008年9月30日をもってAOL HOMETOWNを閉鎖したおかげで、閲覧することもできなくなり、「web-magazine GYAN GYAN」は完全に消滅してしまいました。

 

 一方、「web-magazine GYAN GYAN」終刊を受けて、新たに2008年4月1日に開設したブログ「ROCKのある風景」も、AOLが2009年1月31日をもってブログサービスを終了することになったため、継続するなら移転を検討せざるを得ない状況になりました。

 

 結局、ブログ「ROCKのある風景」は、親しい友人のすすめにより「忍者ホームページ」というサービスを利用することが決まり、2009年2月1日に移転を完了させ現在に至っております。その際、このサービスがホームページもサポートしており、汎用性の高いホームページ・ビルダーとアップロード・システムを無償で使えることがわかりました。そこで私は、「web-magazine GYAN GYAN」の復刊を決心したのです。

 

 以来3ヶ月にわたりコンテンツの復元に取り組み、ようやくこのたび閲覧可能な状態になったため、復刊を宣言することに至りました。

 

 今回復刊するのは、AOL時代の「web-magazine GYAN GYAN」すべてのコンテンツと、「たたかふ、ちうねんろっかぁ」の2回分の更新記事です。

 

 初めて閲覧する方のために、簡単に内容を紹介しましょう。

 

 「web-magazine GYAN GYAN」の基本コンセプトは、“わかりやすく、気軽に楽しめること”です。したがって各コンテンツは、ROCK初心者でも十分に取り組めるよう、配慮してあります。

 

 メインになる「特集記事」は、「ニュー・ルーディーズ・クラブ」や「文学メルマ」へ発表した原稿を中心に、ROCKシーンに対する私の主張が満載されているコーナー。長文の記事が多く、すべてを読破するには少々時間がかかるかもしれません。

 

 「だまって、コイツを聴いてくれ!」は、私の独断による名盤紹介で、ROCK初心者の方にガイドブックとしていただきたいコーナー。

 

 「コレクターにならずに、ユーロ・ロックを聴く方法」は、少しマニアックなヨーロッパのプログレッシヴ・ロック・シーンの名盤を紹介するコーナーですが、これもユーロ・ロック初心者の方にガイドブックとしていただきたいコーナーになっています。

 

 「神格化しない、ブラック・ミュージック」は、これまたマニアックなファンの多いブラック・ミュージック・シーンにあって、比較的取り組みやすいミュージシャンを紹介するコーナー。これもブラック・ミュージック初心者の方にガイドブックとしていただきたいコーナーになっています。

 

 「カバーアートは、ゲージュツだ!」は、ROCKアルバムのカバーアートを取り上げたコーナーで、これはまったく音楽に興味のない方でも楽しめる内容になっています。

 

 「たたかふ、ちうねんろっかぁ!」は、私の音楽活動に関するコーナーで、現在在籍しているLOOSE CONNECTIONの情報が掲載されています。

 

 掲載されている画像については、可能な限り撮影者の許可を取り付けております。(もちろん海外の方も)中には著名なカメラマンもおり、画像だけでも楽しめるようになっています。

 

 さて、

 今回新たに、「私の人生を変えたアルバム」というコーナーを設置しましたが、ここにはブログ「ROCKのある風景」で発表した記事をまとめるつもりです。(現在、工事中)

 

 今後は、ブログ「ROCKのある風景」で発表する音楽の話題をまとめ、「web-magazine GYAN GYAN」へ掲載していく予定です。

 

 また、「web-magazine GYAN GYAN」復刊と同時に掲示板も復活させますので、来訪者のみなさんの情報交換の場としてご利用ください。

 

 最後に、「忍者ホームページ」を紹介してくださったkisatoさんへ。

 あなたのおかげで今日を迎えることができました。感謝しています!